
「カートドリフト指数」をとってみた!地域や客層で差異はある?
ゼック・グループでは現場で商品をPR・販売をするとともに、売った人にしか絶対に分からない情報を集め、「COTE」にてデータを蓄積しています。
せっかく現場に立つのなら、誰も取ったことのない変わった指数を取ると面白いのでは、それは私たちにしか取れないものなのでは、という考えから調査しているのが、ゼック独自の「面白指数」です。
今回は「カートドリフト指数」をとってみました。
過去の面白指数計測結果については以下をご覧ください。
カートドリフトとは?
この指数における「カートドリフト」とは、ショッピングカートで、自動車のコーナリング技術である「ドリフト走行」をまねた動きをすることを指します。
曲がり角を曲がるときに意図的に横滑りさせるようにコントロールするものをカウントしています。
カートドリフト指数
「カートドリフト指数」をとってみよう!と思い立ったきっかけは、とあるX(旧Twitter)ユーザーが投稿した、車好きはスーパーでカートをドリフトさせる説を提唱したポストを見つけたことでした。
「本当にカートでドリフトする人はいるのか?」
「大真面目にこれを調査するのは面白くないか?」
このような流れから調査を開始しました。
【実施内容】カートをドリフトさせているお客様がいるかを調査
【調査方法】実施場所から定点観測
【実施件数】関西2府4県 66店舗
【実施期間】2024年11月14日~12月1日
予想通り、カートをドリフトさせている人はほどんどおらず、85%近くの店舗で一度も見かけない結果となりました。
ごく一部の人がついやっちゃう動きという感じなのかもしれませんね。
都道府県別
✅大阪と京都はドリフト好き!?
都道府県別に見ると、大阪と京都でカートドリフトの発見率が高い傾向が見られます。さらに、2回以上のドリフトはこの2府でのみ観測されました。
特に京都のとある店舗では、一日に9回ものドリフトが見られる日も。
✅駅から遠いエリアではドリフト率が高い?
ドリフト数が2回以上だった店舗の立地を確認してみたところ、3/5でアクセスに駅からバスを利用する位置にあることが判明しました。
もしかしたら、車ユーザーが多い店舗ほどカートドリフト率が高くなるのかもしれません。
メイン客層(性別)別
✅ファミリー層はドリフト率が高め
メイン客層の性別ごとに表示しました。
今回は男性がメインの店舗がなかったので「女性」と「ファミリー」の2タイプに分かれています。
比べてみると明らかにファミリー層のドリフト率が高め。
もしかしたら、お子さんを退屈にさせないためにドリフト走行をまねて楽しませているのかもしれません。
メイン客層(年齢別)別
✅「51歳~」はドリフトしちゃう!?
調査した店舗のメイン年齢層には偏りがあり、調査できた年齢層は「35~50歳」と「51歳~」の2種類になりました。
カートドリフト回数0回の割合は「35~50歳」が86.7%、「51歳~」が83.3%と、差は3%程度です。
一方で、ドリフトがあった店舗を見てみると「51歳~」では2回以上のドリフトも見られる結果となりました。
もしかしたらカートを体の支えにしている場合、ついドリフトのような動きになるのかもしれませんね。
結論
カートのドリフトは、車ユーザーが多いエリアにて一部の人がやる動きであることが分かりました。
ファミリー層でのドリフト率が高いのも、駅からやや遠いベッドタウン的な立地が関係しているかもしれません。
当初の想定通り、カートをドリフトさせている人はほどんどいないという結果が得られました。
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