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9月の防災月間に仕掛ける!企業が今すぐ実践すべき“防災×販促”のご提案

9月の防災月間に仕掛ける!企業が今すぐ実践すべき“防災×販促”のご提案

9月は「防災月間」。大きな災害が頻発する今、消費者の間でも“備え”の意識が高まりつつあります。

しかし実際には、「何を備えておけばよいかわからない」「防災食を揃えるのはハードルが高い」といった理由で、行動に移せていない家庭が多いのも現実です。
こうした背景は、食品・飲料メーカーにとって大きなチャンスにもなり得ます。

商品そのものの魅力はもちろん、社会的価値を加えた提案で、消費者の“選ぶ理由”を作っていく。
その一歩として、「防災」を切り口にした販促施策をご提案します。

消費者の「備え」状況とは?

自然災害全般に対する備えの状況のグラフ

全国の成人男女を対象に実施されたある調査では、「自然災害に対して備えができている」と回答した人が57.9%と、過半数を超えていました。

一方で、備えをしていない人は42.1%に上ります。
特に注目すべきは、「まだ備えていないが、今後は備えたい」と考えている層で、全体の約3割を占めています。
この層に対しては、防災をテーマにした売り場づくりや販促企画が非常に効果的です。

また、すでに備えをしている人の中にも、「備えの強化」や「新たなアイデアの提案」に対するニーズは確実に存在します。
つまり、防災販促の可能性は、「備えていない層」だけでなく、「備えている層」に対しても広がっているのです。

防災食を備えている人の割合は?

現在、防災食を自宅に備えているかのグラフ

災害対策として防災食(非常食)を備えていると回答したのは、全体の54.6%でした。
ただしその備えの質にはバラつきがあり、家族全員が3日以上対応できる量を備えていると回答した人はわずか12%にとどまりました。

以前備えていた人も含め、現在備えができていない人は45.5%と半数近くに上ります。
防災食の備蓄にはまだまだ課題が残る現状です。

備えが進まない最大の理由とは

防災食を備えていない理由のグラフ

防災食(非常食)を自宅に揃えていない理由として最も多くあげられるのが「お金がかかる」ことです。
次いで、「備えたいがつい忘れてしまう」が僅差で2位に上がります。

イメージとして「防災食=食べないでとっておくもの」と考える人が多いため、防災食が日常の買い物サイクルに含まれず、備えが進まない要因の一つになっているものと思われます。

そこで解決策として活用できるのが「ローリングストック」です。

備えを“日常化”する「ローリングストック」

ローリングストックのイメージ

近年注目を集めているのが、備えを日常の中に取り入れる「ローリングストック」という考え方です。
ローリングストックとは、普段からよく使う食品や飲料を少し多めに購入し、賞味期限を確認しながら日常的に消費・補充を繰り返すことで、常に一定量の備蓄を備えておく仕組みです。

この考え方は、「特別な防災食を用意するのはハードルが高い」と感じる消費者にとって、手軽に始められる備えとして共感を呼びやすい特徴があります。

食品・飲料メーカーにとっても、“日常でも使える防災食”としての打ち出し方が、消費者の共感と新たな購買動機の創出につながります

ローリングストックの現状

ローリングストックの認知と実施状況のグラフ

ローリングストックの認知と実施状況を調査したところ、「知っており実施もしている」と回答した人は全体の20.1%でした。
一方で、「知っているが現在は実施していない」「知っているが実施したことはない」と回答した人は42.3%で、認知度は一定あるものの、実践している人は少ないという現状が浮き彫りになりました。

この結果から、ローリングストックの必要性や仕組み自体は理解されつつあるものの、実際の行動にはまだ結びついていないということが分かります。

裏を返せば、店頭での訴求や販促企画によって「始めるきっかけ」を提供しやすい環境が整っているとも言えます。売り場での情報提供や、購入後の活用イメージの提案が、購入率・実施率の向上に直結する可能性が高いのです。

おうち防災に必要なこと

エンドユーザーにご家庭で防災食を取り入れてもらうには、導入するにあたっての敷居が高くないことがポイントです。具体的には、以下のような要素が求められます。

  1. お子様たちが普段と変わりない状態になれること
  2. 通常生活から無理しない範囲でできること
  3. 特別なことではなく、習慣化しやすいこと

防災月間を活かした販促提案

ゼックなら、企画から実施まで、防災をテーマにしたキャンペーン展開が可能です。

・まとめ売り用袋の企画提案

「家族3日分」などのパッケージで、買いやすさと目的意識を演出します。
デザインから制作までトータルサポートが可能です。

・防災セット組み作業の支援

商品の詰め合わせを防災パッケージとして企画します。
詰合せ作業に必要な人材もご提供いたします。

・POP制作

防災企画であることを大々的に訴求するためのPOPを制作します。
売り場の活性化とエンドユーザーへの案内で、店舗様にも喜ばれます。

・サイネージ動画制作

防災備蓄としての利用を推進する動画を制作します。
動きと音が生まれ、より目を惹く売り場づくりが可能です。

・ローリングストックを意識したメニューでの試食提供

通常の食卓でも使えるレシピや食べ方を、試食付きで展開します。
購入後の活用イメージを具体化でき、心理的なハードルを下げられます。

まとめ

防災は「いつか」ではなく「いま」考えるべきテーマです。
食品・飲料メーカーにとっても、防災対策は社会性と販売促進を両立できる絶好の企画機会です。

9月の防災月間をきっかけに、「備え」をキーワードにした販促施策を始めてみませんか?
ゼックなら、企画立案からパッケージ作成、店頭展開支援まで一貫してサポートが可能です。

ぜひ、お気軽にご相談ください!

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