【PR販売】食品でもセーフティコミュニケーションで売り上げを出す
コロナ禍においてのPR販売には、いくつもの壁があります。
- お客様とは一定の距離を保つ
- 飛沫を飛ばさないように大きな声を出せない
- マスクで相手の表情が読み取りづらい etc..
中でも、コロナ禍で軒並み中止になっているのが食品を扱う「試飲・試食販売」です。感染症対策の観点から考えて、不特定多数のお客様に食品を配布することが難しいためです。
しかし、コロナ禍でも食品をPRしたいという企業様はたくさんいらっしゃいます。その中で今回お話をいただいたのが青果部門の「いちご」のPR販売です。なんと、「いちご」を試食無しでPR販売を行う企画です。
いちごなどのフルーツは味を知って頂いてなんぼ、なので口頭説明のみのPR販売への難しさが懸念されていました。しかし、直接味を感じて頂けない中で、いちごをどうPRするのか、経験豊富なゼックスタッフたちはそれぞれで考え、販売してくれました。
【販売結果】試食無しでも驚異の売り上げ!
気になる販売結果はこちら。
順位 | 総売上パック数※ | 総売り上げ金額 |
1位 | 365パック | ¥174,706 |
2位 | 360パック | ¥154,800 |
3位 | 373パック | ¥148,454 |
4位 | 338パック | ¥145,340 |
5位 | 273パック | ¥111,750 |
※単純な総売り上げパック数で算出しております。大粒パックや小粒パックで単価が違うため、パック数と総売り上げ数はイコールになりません。
なんと上位5名は売り上げ¥100,000超え!さて、試食無しでどうやってこれだけ売り上げたのでしょうか?「COTEデータ」から紐解きます。
売れた理由・良かったポイント
■売場陳列が目立つ
目から入ってくる情報はとても大きいです。遠くから見ても目立っていれば、お客様も集まりやすいです。
■景品と客層の一致
今回は家族連れの来店も多い、週末のスーパーマーケットでの販売でした。
そして今回は景品として、いちごのキャラクターの可愛いステッカーがありました。お子様がシールに興味を示せば、そこから誘導して付き添いの大人の方に商品の説明ができます。
景品はお客様を惹きつけるためにもとても有効的なものです。しかし、その景品と販売商品のターゲットが合っていなければ上手く生かすことができません。今回はそこが上手くマッチしていたため、売り上げに繋がりました。
■知名度と値段の関係
今回販売したいちごの銘柄は、正直知名度は高くないです。しかし、値段が1パック398円と手ごろな価格だったため、お客様からも「手に取りやすい」「試してみようかな」というお声が多くありました。
セールストーク・お客様の声から分析
「COTEデータ」のスタッフのセールストークやお客様の声から分析していきます。
■購入されなかったお客様の理由
購入されなかったお客様は「いつも買っている銘柄があるから変えたくない」という理由が圧倒的でした。
試食をしていただけない状況では、普段からこだわりを持ち、銘柄を決めて購入されている方には対しては、トークのみで補うのは難しいところでした。
■購入に繋がったトーク
逆に購入に繋がったトークは
「赤くてきれい、粒も大きくて甘くておいしいですよ」
「粒が大きく甘さもしっかりあります」
「皮が薄くジューシで、酸味が少ないイチゴてです」
など。試食ができない分、味や食感のイメージを具体的に伝えるトークが有効的でした。
コロナ禍でもセーフティコミュニケーションで売る
ゼックでは、スタッフとお客様の安全を第一に考え、
- スタッフに前日、当日の検温(37.5℃以上で出勤停止)
- マスク着用
- 実施中のこまめな手洗い、手指消毒
- お客様とのソーシャルディスタンスを保つ
- 衛生手袋の着用(各現場の指示に応じて)
など徹底した感染症対策を実施しております。
また、検温に関してはスタッフが忘れることのないよう、弊社のマネジメントシステムに「スタッフ検温忘れ防止システム」を導入しております。
ゼックでは、安全を第一に考えながら、コロナ禍でも最大限に商品をPR、販売を行ってまいります。