
「カートベタベタ指数」をとってみた!カートのベタベタ度で何が分かる?
「ビッグマック指数」という指標をご存知でしょうか?
マクドナルドのハンバーガー「ビッグマック」は、各国でほぼ同品質・同内容のものが販売されています。
ビッグマック1個の値段を各国で比較することによって、その国の経済力や物価を推し量ることができるということから「ビッグマック指数」はさまざまな場所で活用されています。
一見何の関係もないものでも、紐づけて考えると別の何かを推し量れるというのは面白いですよね。
ゼック・グループでは現場で商品をPR・販売をするとともに、売った人にしか絶対に分からない情報を集め、「COTE」にてデータを蓄積しています。
せっかく現場に立つのなら、誰も取ったことのない変わった指数を取ると面白いのでは、それは私たちにしか取れないものなのでは、という考えから、独自の「面白指数」を調査しました。
カートの持ち手ベタベタ指数
計測したのは「カートの持ち手ベタベタ指数」です。
お店でショッピングカートを手に取った際に「このカート、なんかベタついているな」と思った経験がある方もいるのではないでしょうか。
店舗の地域や時間帯、客層によってベタつき度合いに違いがあるのかを調査してみました。
【実施内容】カートの持ち手がどれだけベタベタしているかの調査
【調査方法】適当に選んだ5台のカートの持ち手に触れ調査する
【実施件数】127店舗
【実施期間】2024年10月1日~ 約1か月間
どの地域でも平均するとベタベタ台数は2台未満でした。
75%以上の店舗でベタベタカートは0~1台という結果になり、おおむね清潔な店舗が多いようです。
ピークタイム別
✅最もカートが汚れやすい時間帯は「~12時」と「15時~18時」
「~12時」の時間帯では、ベタベタ数0台の割合が54.9%と比較的高いものの、1台以上の汚れが目立つカートも多数発生していました。
「15時~18時」は、2台以上の汚れがついたカートの割合が30%以上と高い結果となっています。
✅「12時~15時」と「18時以降」は比較的清潔!
「12時~15時」がピークの店舗は76.9%のカートが0台(=汚れなし)であり、比較的清潔な状態にある傾向が見えました。
ピークタイムの天気別
✅ベタつきが少ないのは曇りの日
ピークタイムが晴れの日は件数が多かったこともあってか、0台の店舗の割合が多い一方で5台ともベタベタな店舗も見られました。
曇りの日の店舗では4台以上ベタベタのカートは見られませんでした。
✅雨の日はベタつきがち?
雨の日はベタベタカートが4台以上の店舗が20%越えという結果に。湿度や手が濡れる関係でカートもべたつきやすいのかもしれません。
メイン客層(性別)別
✅ファミリー層は意外とキレイ
計測前は「ファミリー層が多い店舗はお子さんが触れるなどでベタつきが多いのでは」と予想していましたが、意外な結果になりました。
✅女性がメインの店舗はベタつきがち
女性がメイン層となる店舗ではベタベタカートが4台、5台あるところもあり、他の客層に比べてベタつき率が高いのがうかがえます。
もしかしたら計測の時期的にハンドクリームの使用率が高かったのかもしれませんね。
メイン客層(年齢別)別
✅若年層がメインの店舗は比較的キレイ
0~1台の店舗が80%越えとなったのがメイン客層「20~34歳」のゾーンでした。
その他の年齢層では、年齢が上がるごとに0~1台のベタベタカートが減少傾向になっています。
✅年齢層が高くなるほどベタベタカートの割合が多くなる
「51歳~」のゾーンでも0台が最多ですが、2台以上の店舗に遭遇する割合が他の層より高く、比較的ベタベタなカートに当たる確率が上がるとの結果になりました。
年齢層が高いほど手は乾燥しがちに思いますが、これは意外な結果となりました。
結論
思ったほどの大きな差は生まれなかったものの、さまざまなカテゴリごとに切り口を変えて見てみると若干の傾向差がありました。
ベタつきカートを避けたいなら「曇りの日に、12時過ぎがピークタイムの、若年層が多めのお店に行くのがおすすめ」だという結果が得られました。
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