アイス製造工場見学。知らなかったアイスのこと!
先日ご縁があり、アイスクリームの製造を行っておられる北畑商事様に伺い、
アイスクリームの製造工程を見せて頂きました。
普段から口にしているアイスクリームについて、知らなかったことがたくさんあり、勉強になった良い機会でした。
朝からソフトクリーム!?
10:30、北畑商事様に到着するとまずは「ソフトクリームどうぞ!」と。
美味しくみんなでソフトクリームを頂きました🍦
私は抹茶とバニラのミックスを頂きました。
これが濃厚でおいしい~~!
さらに「これもかけてみます?」と銅鍋で作ったカラメルソースをかけてくださりもはやリッチなパフェ状態🍨
朝から贅沢な時間でした😊
賞味期限が無い分、○○には厳しい!
アイスクリームといえば、賞味期限が無いのが特徴ですが
その理由は以下の通りです。
・アイスクリーム類は通常-18℃以下(倉庫では-20℃以下)で保存されるため、
保存中の変化は極めてわずかであり、人の健康を損なうような危害の発生は考えにくい。
・原料の品質基準が乳等省令で厳しく規定されているため、安全で、長期間、品質が劣化 しにくい。
参考(農林水産省HP):https://www.maff.go.jp/j/heya/sodan/1912/02.html
賞味期限が無い分、殺菌には厳しく、食中毒などにも気を付けていると仰っていました。
一番左の機械(エイジングマシーン)で低温殺菌してから生地を寝かせます。
生地を寝かせたほうが味がまろやかになるそうです。
安定剤はガムの成分
アイスクリームに入れる安定剤には、
主材料である牛乳、生クリーム、砂糖をしっかりと結合させ、クリーミーな仕上がりにしてくれる役割があります。
安定剤には「ゼラチン」が使われることもあるそうですが、
ガムと同じ成分であるものを使うこともあるそう。
そのため、分量を間違えて入れすぎるとガムのような粘着性が出てしまうのだとか!
入れすぎには注意ですね。
カチカチのアイスとそうでないアイスの違い
冷凍庫から取り出してからしばらくたってもカッチカチのアイスってたまにありますよね?
気持ち的には、早く食べたいのでスッとスプーンが入るやわらかいアイスのほうが嬉しいですが、
実はカチカチのアイスのほうが高級で濃厚なのです!
どういうことかというと…
スプーンが簡単に入るアイスには空気が多く含まれています。
例えば50mlのアイスに50mlの空気を入れれば100mlのアイスが出来上がるのです。
逆に、空気がほとんど含まれいないアイスは、気泡が少ないので生地同士が密着し、カチカチに仕上がっています。
空気が少ない分、濃厚で風味を強く感じることのできるアイスに仕上がります。
以上の理由から、カチカチのアイスのほうが単価が高く、濃厚なアイスである、といえます✨
アイスが大好きで年中食べている私ですが、知らないことばかりでとても勉強になり、面白かったです。
「現場」でしか得られない貴重な情報
コロナ禍で実際に現地に出向いたりすることが難しく、リモートでの対応が増えている最中ですが
やはり、「百聞は一見に如かず」という言葉のとおり、
現地に足を運び、実際に目にして、対面でお話しを伺うことでしか得られない情報というのはたくさんあります。
今回も感染対策を行いながら、見学させて頂いた北畑商事様、ありがとうございました🙇💕
また、今回北畑商事様にお伺いさせていただいたのは、弊社の「コンサルティング業」が理由です。
今回一緒に同行した企業様のコンサルティング契約を通じて、北畑商事様に伺うことになったのです。
弊社では、コンサルティング契約もたくさんご依頼頂いております。
様々なプランをご用意しておりますので、気になる方はお気軽にお問い合わせください。