【座談会の検証】食品の売り上げと賞味期限の関係【COTEデータ】
シビアな世界の「お土産コーナー」売り場。
そのご依頼に対し、より一層 販売数を増やそう。と【「お土産品-飲食商品-」の販売数をもっと伸ばそう!】という座談会を以前行いました。
その際に「購入に繋がったフレーズ」で「日持ちします」が多く上がりました。では実際の数字はどうなのか?今回は「COTEデータ」を活用し、そちらについて分析いたしました。
実施内容
【実施日】2018年12月中旬~2019年4月上旬
【商 材】チーズケーキ(2個入り若しくは4個入り、地域限定土産、常温保存可、賞味期限約6か月)
【売 価】店舗間に大きな差はなし
【実施店舗数】84
客層比率と平均販売実績
客層は女性が多いが、平均売上が高いのは男性、次いでファミリーがメインの店舗である。
客層別商品購入比率
ファミリー層は4個入りを購入する傾向にあるが、女性と男性は丁度半数程度である。
効果的なPRキーワード
【算出方法】 推奨販売スタッフより集計したお客様の購入に繋がった/繋がらなかったキーワードの中で多出したものをグラフ化。
賞味期限に関するワードは購入に最も寄与した。
また、「限定」や「濃厚」などのワードも購入に寄与したが、「濃厚」に関しては購入に繋がらなかったワードとしても同数程度あげられた。
ファミリーには「レモン」、「限定」のワードが効果的であり、女性には賞味期限に関するワードが効果的であった(データ示さず)。
女性客に賞味期限を切り口にPRすると更なる売上が見込める!
考察
・メイン客層が圧倒的に女性であることから、女性客に売込むことが鍵
・個数が少ないお土産でも賞味期限を気にするお客様が多い
・ファミリー層には4個入りを勧め、且つ原材料へのこだわりや限定品である事をPRすると良い
上図のように「COTEデータ」から、案件の種類に応じて「お客様がどこを気にされているか」を探り、現場スタッフと共有し、さらなる売上げアップへと実行しております。
ゼックでは日々、お客様の「売る」というお悩みにお手伝いする努力を続けております。
些細なことでも気兼ねなくご連絡ください。